この記事では玉井式学習プログラムの図形に特化教材「図形の極み」オンライン学習プログラムを紹介しています。
「図形の極み」は総合学習館イング(学研)でオンライン学習ができ、自宅で手軽に苦手な図形を学習できます。
学習の進捗状況をZoomで相談できるので、つまづいていたり、苦手に感じる箇所も安心して進めることができます。
さらに「図形の極み」オンライン学習プログラムの特徴やオンラインの学習方法を徹底解説します。
Contents
図形の極みとは
図形の極みは、玉井式学習プログラムの図形に特化した教材です。
柔軟な考え方ができる12歳までに図形脳を伸ばすことで、空間認識力を育てると言われています
しかし、日本の教育では「図形」を学習する期間がとても短く、図形脳が作られにくい環境です。
算数が得意だと思っていたのに、立体の学習になると急に難しくなったと感じるお子さんも多いのではないでしょうか。
実際に中学入試・高校入試では図形問題も多く、苦手意識を持つ子供たちが多いのが現状です。
図形の極みでは、図形を頭の中でイメージする「イメージング力」を育てます。
図形の極の教材は、図形が実際に動く「アニメーション映像」と進級式の「テキスト」がセットになり、直感的に図形を理解することができます。
図形の極みの基本情報
図形の極みは、公式HPより自宅学習を直接申し込める場所がありません。
自宅学習をするには、ワンステップ必要になりますが、どのように申し込むのか、受講費や教材費はいくらなのか、少しわかりづらいところがあります。
せっかく気になる教材なので、一つずつ確認していきたいと思います。
図形の極みの申込みの流れ
図形の極みは、学習塾や小学校、またインドやシンガポールなどの海外で取り入れられている学習カリキュラムです。
玉井式のHPで図形の極みの申し込み方法を確認すると、「最寄りの学習塾や小学校、学童、幼稚園にお問い合わせください。」と記載があり、取り扱い団体について全国の導入団体一覧のリンクが貼ってあります。
近くに対象となる塾などがない場合には、自宅でオンライン講座を受講することが出来ます。
オンライン講座の詳細については後に記載します。
図形の極みのお試しテキスト教材
実際に子供が興味をもつか不安な方は、学習塾を展開している株式会社イング(以下イング)のHPより資料請求をすることもできます。
実際にイングHPにある「全国オンライン図形の極み講座」ページを見ると、料金表の下に大きな文字で「資料請求・体験授業申し込みはこちら!」というタブが出てきます。
タブをクリックするとお問い合わせ内容を選択する画面になるので、「資料請求」「体験授業」の項目にチェックを入れ、名前や電話番号など必要事項を入力します。
最後に「ご質問など」の欄があるので体験版テキストを送付してほしい旨記載したら完了です。
無料で数十ページの体験版テキストが自宅に届くので、検討されている方は試す価値が十分にあります。
図形の極みで学べる図形7種類
- 平面図形
- 立体図形
- 展開図
- 角度
- 垂直と並行
- 比
- 動く図形
図形の極みでは、図形問題約3000問を7つの分野に分類し、理解度に合わせて問題内容が高度化していく仕組みです。
この分野を見て、うちの子供は図形を折ってできる角度の問題で苦戦していたことを思い出しました。
問題の解説を見て、図に書いて説明するものの、なかなか子供には伝わらない。その際、小学生に分かる言葉で伝えるのは案外難しいと痛感しました。
この問題をすんなり解説できる教材があれば、とても心強いです。
オンラインで学べる3種類の玉井式プログラム
そもそも玉井式とはなんだろう、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
玉井式は、公式に頼るのではなく、問題解決力の根幹となる「イメージする力」を育てる教材カリキュラムです。
イメージング力を土台とし、聞く・話す・読む・書くの4技能を画期的に伸ばす教育カリキュラムを展開しています。
玉井式では「能力育成教材」という言葉をよく目にします。
単に学習教材としてではなく、子どもたちが育つ未来を見据え、AIと共存する社会でも活躍できるようなグローバルな能力開発を目指しています。
- おうちで玉井式
- 図形の極みオンライン
- 数の極みオンライン
①おうちで玉井式
先にも紹介しましたが、玉井式は様々な塾や小学校でカリキュラムが取り入れられていますが、近くに玉井式を取り入れている塾がないという場合には、通信教育も受講できます。
「おうちで玉井式」という小学生専門オンライン授業です。
双方向型の授業で、全国どこからでも玉井式の次の教材が学習できます。
- おうちで玉井式 国語的算数教室
- おうちdeイングリッシュ
- おうちで玉井式 Eeそろばん
- 玉井式×パンセフロンティエル
- おうちでパンセ算数
- パンセAR理科実験
通信教材(テキスト・映像教材)+双方向型オンライン授業の形式です。
②図形の極みオンライン
図形の極みは、ZOOMを使って自宅のPCやタブレットからオンライン講座を受講することが出来ます。
通塾せずに、保護者も送迎の負担もなく始めることが出来るので魅力的です。
現在図形の極みオンライン講座を受講できるのは、株式会社イング経由だけです。
図形の極みの教材(テキスト+アニメーション映像)とZoomスクーリング(集団講座もしくは個別講座)がセットになっています。
他にオンライン講座を開講している塾もありますが、自習室での受講など通塾が必要な場合がありますので、自宅学習を検討している方は注意が必要です。
申し込みはイングのHPより、「玉井式」もしくは「小学生オンライン講座」の項目から「図形の極み」を選択し、必要事項を入力すれば完了です。
③数の極みオンライン
一瞬、図形の極みと見間違えてしまうのが、「数の極み」です。
代数分野に特化し、学年にとらわれず理解度に合わせて自分のペースで学習することが出来ます。
進級式で各団体のテストによって実力を確認しながらステップアップしていきます。
「やり方」の暗記ではなく、「考え方」を理解させ、また長文問題も意味を考えて答える訓練ができます。
数の極みオンラインも図形の極み同様、イング経由の受講となります。
両方受講の場合は受講費が割引になるので、中学受験準備を考えるのであればどちらも受講したいです。
図形の極みが中学受験におすすめな理由
図形問題は、得意、不得意の差が出る分野です。
公文やそろばんの習い事は、幼稚園や小学校低学年から定番となりつつありますが、計算は早くて正確だけど、展開図は苦手という子も多いです。
玉井式では公式に頼るのではなく、解決するためのイメージング力が身につくので、難問に当たったとしても、前向きに問題と向き合うことが出来ます。
図形問題はテキストや解説を見ても理解することが難しく、つまずきの一歩になりやすいです。
苦手意識を払拭し、図形問題を強みにできれば、得点力アップのカギとなります。
図形の極みの特徴や教材の内容
図形の極みでは、アニメーション映像とテキストのダブル教材を使っています。
このオリジナル教材が他にはない図形の極みの特徴です。
学年式ではないので、いつでも自分の実力に合わせたレベルからスタートできます。
図形の極みでは、勉強をするだけではなく子どもたちのやる気を引き出す工夫がたくさんあります。
一つずつ確認していきましょう。
①図形の極みは進級式
図形の極みは学年に関係なく、一人ひとりの理解度に合わせて学習していく「進級式」です。
自分のペースで進めることができるので、内容がしっかり身につくまで繰り返し学習できます。
進級するには試験に合格する必要があります。
なんとなく分かった風では先に進むことが出来ません。
逆にやる気をもって挑戦すれば、どんどんステップアップすることもできます。
学校のカリキュラムでは、テストで間違った問題をやり直しても、理解した気分になってあいまいなまま通り過ぎてしまいがちです。
でも図形の極みは進級式なので自分の苦手分野もしっかりと把握できます。
②テキストが1~10級で分かれている
テキストは、10級~1級の10段階に分かれています。
徐々に難易度が上がり、スパイラル方式で定着を図ります。
スパイラル方式だからこそ、公式を暗記するのではなく理解する力が養われます。
級が細かく設定されているので、子どもにとっては次のステップに手が届きそうで、やる気アップにも繋がります。
中学受験を視野に入れるのなら、年長から始めて、6年生で1級を目指すようにすると順調に学習が進みます。
1・2級はかなりの高レベルです。
しかしながら、図形の極みは「イメージング力」を育てることを大切にしてるので、進級にこだわることなく、楽しく学ぶことが出来ればよいなと思います。
③Zoomで学習面談(進捗を相談できる)
自宅でのオンライン学習だと、実際にどこまで進んでいるか心配になります。
図形の極みオンラインを受講できるイングでは、家庭学習のサポートが充実しています。
Zoomを使って学習の進捗状況を相談することができます。
進級するごとにレベルが高くなり、問題も難しくなっていきます。
子どもの理解度ややる気に合わせて面談が出来るので、サポートする親としても安心です。
④テキスト×立体アニメーション映像で「イメージ力を養う」
図形問題が難しいと感じるのは、一般的なテキストの解説が難しいからです。
図形の極みでは、平面図や立体図がアニメーションで動きながら立体化するので、イメージがしやすいです。
紙面での言葉や図では説明しづらい部分も、映像なら直感的に理解できます。
問題を解くためのヒントムービーもありますが。
すぐに答えが出てこないところも、イメージング力を育みます。
ヒントがなくとも徐々に頭の中でイメージが出来るように、ヒントは級に合わせて制作されています。
⑤毎月ある世界統一テスト
実力の定着を確認できる「極みチャレンジ」という世界統一テストが月に一回実施されます。
世界中の玉井式を受講している子どもたちがオンライン実力テストを受けます。
結果は各レベルごとに上位者がランキング形式で表示されるので、自宅学習では意識しずらい一緒に頑張る仲間の存在も確認できます。
上位者は名前、国、正解数なども表示されるので、実力を比較すると共に、グローバルな意識も構築できます。
極チャレンジの問題は、図形の極みの学習内容から出題されるため、毎月テストを受けることで、学習の定着を確認することも出来ます。
図形の極みをおすすめする方・おすすめしない方
図形の極みはとても良い教材ですが、使う方にとっては必要、不必要な場合があります。
図形の極みをおすすめする方・おすすめしない方を教材の特徴と照らし合わせてご紹介します。
①おすすめする方
中学受験を目指している子には、図形問題は得点力に差がつく分野なので特におすすめです。
中学受験を目指していなくとも、図形問題でつまずきが出始めた小学校3・4年生にも、算数を得意分野にするきっかけになるのでおすすめです。
実際に10級では幼稚園の年長さんからでも始められる内容です。
図形脳を伸ばすことは、空間認識能力も育てることが出来るので、勉強という固定概念に捕らわれず、お子さんが興味を持っていそうなら早くから始めてみるのもよいと思います。
②おすすめしない方
図形の極みは図形に特化した教材です。
図形の問題以外も網羅したいという方には、もちろん不向きな教材です。
中学受験を目指す方にとっても、算数のプラスアルファとしての教材になります。
また学年式ではなく進級式なので、学校の授業に合わせて予習・復習がしたい子には目的が違ってくるので合わないと思います。
進級式なので、基本をしっかり身に付け、応用問題もクリアしていきたいと思えるやる気は必要になってきます。
図形の極みのメリット・デメリット
図形の極みを検討されている方には是非伝えたい、メリットとデメリットです。
学習教材は子どもの負担も考えるとあれこれと試せるものではないので、お子様にあった学習教材を探す参考にしていただけると幸いです。
①図形の極みのメリット
図形の極みのメリットは、何といってもアニメーション映像を使ったオリジナル教材の分かりやすさです。
展開図や立体図を子どもに理解させるために、実際に立体を作ってみたり、紙を折り曲げて、その場では本人も分かったつもりになっていました。
学校のテストでは同じような図形問題を間違え、解きなおす時にまた紙を折り曲げることの繰り返しでした。
要するにイメージが出来ていなかったのだと思います。
図形の極みでは、何もないところから想像するイメージング力を育てるため、実際に紙を折り曲げなくてもちゃんと考えられるようになります。
もう一点は、特別なデバイスを使わずに自前のPCやタブレットからZoomにアクセスし、オンライン講座を受けられることです。
インターネット環境があれば自宅でなくとも受講できるので助かります。
②図形の極みのデメリット
一番の難点は図形の極みを始めたいと思ったときに、玉井式のHPから直接申し込みが出来ない事です。
申し込み方法や受講料が分かりづらいので、初めの一歩を踏み出すのに少し時間がかかりました。
また、図形学習に特化しているので、受験対策や学校の補講として取り入れる場合には他の学習との併用となり、受講費用が高額になりがちです。
そして、図形の極みは進級式なので、ステップが上がれば問題も難しくなっていきます。
いざ難しい問題でつまずいたときに、諦めてしまうともったいないです。
認知度が高い教材ではないので、近くに一緒に頑張っている仲間がいないのも、つまずいた時のモチベーション低下に繋がるかもしれません。
図形の極みオンライン自宅学習のまとめ
この記事では玉井式学習プログラムの図形に特化教材「図形の極み」オンライン学習プログラムを紹介しています。
「図形の極み」をオンラインで学習できるのは総合学習館イング(学研)だけです。
自宅で図形の極みを学習させたいという方は「図形の極み」オンライン公式サイトを確認してみてくださいね♪